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コデマリ(小手毬)
花の写真
バラ科シモツケ属 Spiraea cantoniensis(学名) 落葉広葉小低木 中国原産
 八重咲きコデマリ矢印

 管理・育て方
特徴成長が早い。
樹高1〜3m
花期4月中旬に開花し、約半月楽しめる。
花芽分化10月。今年出た新小枝の側芽に花芽が分化し、翌年4〜5月に開花する。
日当たり日当たりを好むが、強い西日は避けられれば最適。半日陰でも良く咲く。
土壌乾燥しすぎない土壌。
施肥特に必要ないが、寒肥を上げると勢いが出る。
水やり土の表面が乾いたら。
病虫害強いが、ウドンコ病、カイガラ虫、アブラムシなどがつく事が有る。
剪定 適期:花後すぐ
新梢が伸び繁茂してから剪定すると、花芽の分化期に負担を掛けて充実した新梢が出来ない原因となり、花芽を切り取ることになるので注意。
高さ、直径、2mの余裕が有れば、殆ど剪定せずに育てられる。
古枝は、枝の途中で切らず、根元から切った方が綺麗。

大きく育てたい場合、良い枝がもう出ない古枝以外は、地際から切らない事
元気な枝の途中から切ると、威勢の良い長い枝が出る。
但し、上の方で切ると、そこから新枝が出て樹形が乱れる事が多い為、地際から30cm位で切る。

低く育てたい場合、花が終わる頃に地際から切って施肥をすると、元気な若い枝に蘇るらしい。
増殖挿し木 3年目に花が咲く。

2004年(剪定試行)  2005年(剪定試行)  最新年度

  2004年3月21日の状況 芽吹き

戴いた切り花を挿し木にしてから15年ほど経つ。

比較的日陰でも、季節になると毎年見事に咲いて呉れる。
水やりは殆ど自然の雨だけでよく、病気にもならず、カイガラ虫が偶に付く程度。非常に育て易い木で、とても気に入っている。
ただ、種は落ちないし、株分けすると失敗して、挿し木は時間が掛かるし、と、増やせずにいる。

強いて難を言えば、花期がウチに多いサツキ・ツツジと一緒だという位。
花の写真
最新年度の同日へのリンク
  2004年4月19日の状況 開花
15日頃から、開花を始めた。
花の写真 花の写真
11時17分 撮影
 樹高 150cm 直径 100cm
2005年  2006年 

  2004年5月6日の状況 古株の剪定
5月になって、花殻が目立ち始めたコデマリの剪定完了。

萼だけ残った花殻が花梗ごと落ちるまでが目障りだし、樹勢も落ちるだろう。と言って、枝の途中では切らない方が良い。。。さて、どうするか?
花殻の房を数時間掛けて、全部取った!!

大前提は大きくすることだから、ほぼ原型のままだが、花の重みが無くなった為、枝が跳ね上がった。
これから新梢が出てくると、その重みで少し垂れてくるだろう。

ヒコ這えについては。。。もう少し考える為に多くを残した。
花の写真
7月の状態へのリンク
9時49分 撮影

< 花殻の処理 >

花梗から切るだけだと
花の写真
花の写真
来年は、右の写真の丸枠の中のように枯れ枝として残るだろうから、

花が付いた小枝ごと切った方が良いかと思うが、花は、殆どの小枝の先に付いているし、新梢はまだ少しだけだから、花枝を葉ごと切ると株に葉が無くなってしまいそうで切れなかった。

来年、本当に先に枯れ枝として残るのかの確認の為にも、葉の付いてる部分は残した。
花の写真

< 古枝の処理 >

樹形としては、高く高く育てたいので、太くなってる枝は残したい。
しかし、植木屋さんに途中で切られたまま、長い良い枝が出なくなってる古枝は、地際から15cm程の所で切った。
根元から切ると他の幹を傷つけそうで。。。

結果、新しい枝が出るか、その枝が枯れるか、どちらかだが、芽が出ずに数年経ってその古枝が完全に枯れたら、すぐ抜ける。
切り戻せば良い枝が出そうな古枝は、葉芽が有りそうな地際から30cmほどの所で切った。
花の写真

  2004年7月9日 成育中
成長中。ビュンと伸びる新枝が少ないような。。。?
やはり切らなければ主枝が伸びないのだろうか?
花の写真
剪定直後へのリンク

16時14分撮影

  2004年9月10日 花芽分化前
台風の塩害にやられてケッチョケチョ。。。 花の写真

  2005年3月21日 新芽
暖冬の為か。。。気温の変化が少なかったからか、去年より発芽が遅い。 花の写真

2004年(剪定試行)  2005年(剪定試行)  最新年度

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