Photoshop レイヤーって何？

PhotoShop６　レイヤー
レイヤーとは、透明な用紙に書いた絵を何枚も重ねて使えるようなもので、移動、縮小拡大、ぼかし、その他、色々とメリットが有ります。
	例えば、こういう画像が有るとします。（画像を右クリックし「名前を付けて保存」すれば、貴方のＨＤＤに保存出来ます。練習用サンプルとしてお使い戴いても構いません。）

	自動選択ツールボタンをクリックして押された状態で、この画像の白い背景をクリックしますと、白い背景の周りを点線が走ります。メニューバーの「選択範囲」の「選択範囲を反転」を選択しますと、今度はリンゴが選択されます。そこで CTRLキーとCキーを一緒に押しますと、リンゴがクリップボードへ送られます。
	メニューのファイルの新規をクリックします。サイズは 400pixels × 400pixels くらいが扱い易そうです。そして、「初期表示内容」は、「透明」にして下さい。この方が、透明、白、背景、が分かり易いかと思います。
	新規の画面が出たら、CTRLキーと Vキーを一緒に押します。続けてもう一度。一見、１回分しか無いようですが、２度押せば２枚が貼付られます。「レイヤータブ」をご覧になれば、ご理解戴けるかと思います。

	移動ツールをクリックし、レイヤータブのレイヤー１を選択したりレイヤー２を選択したり、移動なさってみて下さい。選択した方のレイヤーが動きます。で、画面のようにレイアウトして見ましょう。
	遠近法的には、後ろのリンゴは小さいものです。で、レイヤータブの「後ろにしたい方のレイヤー」を選択します。メニューバーの「編集」の「変形」の「数値入力」をクリックします。まぁ、９０％位にしましょう。縦横比を固定をクリックした方が自然になります。
	後ろのリンゴが少し小さめになりました。また、これは２枚だけですから大丈夫ですが、色々の画像が何枚もになると、訳が分からなくなりますので、こんな具合に名前を付けられます。方法は、レイヤータブの、名前を付けたいレイヤーを右クリックし、レイヤーオプションを選択します。
このまま保存するなら、PSD 形式。 JPG 形式で保存するなら（バージョンによっては「レイヤー」の「画像を統合」してから）、ファイルの種類を JPG にして保存します。６以降であれば、「ファイル」の「Web 用に保存」が簡単です。