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生後9ヶ月 血小板過少症?

2006年08月10日
05月09日 Plat(血小板数)15.1 (正常範囲 17.5〜40.1)
08月10日 Plat(血小板数)4.2 (正常範囲 17.5〜40.1)

この日は、沙笛の白血球と真愛珠のコレステロール値を調べる為に連れて行って、出た血小板数、前回はちょっと低め程度だったが、4.2 しかない!
獣医さんに伺えば、血小板の数が少ない場合、血が止まりにくいとのこと。それ以上のことはご存じないようなので、ネットで調べた。

分かり易い症状の1つとして、「歯茎から血が出る」というのが有る。沙笛の歯はまだ生えて新しいのに、ヘチマやガムに血が付くことがあり、「?」とは思っていた。 しかし、血小板減少による症状の場合、歯茎や歯に黒っぽい染みが残るらしい。沙笛の場合、そういうことは無く、ガムやヘチマを噛む様子をよく見ていると凄い勢いで強くしつこく噛む。まぁ、この噛み方では血の出ない方がおかしいと思う位。
更に調べれば、偽性血小板減少症という現象を見つけた。血液が凝固しないように入れる薬剤に反応して血小板が凝集してしまう為に、自動計数器が数を計測し間違える場合が有るとか?この解決は、結局、顕微鏡を目視するしかないとのこと。
この現象は、ある薬を飲んだとか、何らかの原因で、ある日そうなり、ある日そうでなくなる場合があるとか?

診察料 1000円
血液生化学検査1 2900円×2=5800円
フィラリア予防薬 ミルベマイシンA顆粒
 0.7mg 5ヶ月分×2匹 1000円×10=10000円

結果データ
2006年08月23日 機械の問題なら良いが病気が有ったら怖いので、別の病院でも調べて貰った。目視をお願いしたのだが、いつもの先生はご不在で、その時の担当の男の先生は偽性血小板減少症をご存じないようで、聞いて貰えなかった。

採血料 1575円
血液生化学検査2 500円
採血だけで、色々と聞かなかったら診察料請求が無い?
2006年09月04日 採血兎も角検査結果は重要なので、いつもの先生がいらっしゃる日、且つ、男の先生がいらっしゃらない日を選んで行った。
ただ、前回の先生が出された検査機関が「ファルコバイオシステムズ」という所で、単位が書かれて無く、動物用とは値も違い、素人にはワケワカ。
検査項目 検査結果 低値        高値
     基準値     
白血球数 46.0         *       
赤血球数 585              *  
ヘモグロビン量 13.8        *        
ヘマトクリット値 47.3            *    
MCV 80.9        *        
MCH 23.6     *           
MCHC 29.2     *           
血小板数 3.3   *             

結果は、やはり範囲外に低い。
ただ、今度は、「判らない」でなく、色々教えては下さった。
肌に赤い斑点やアザのような痕が付くというのも、沙笛のお腹にブツブツが出来てないでも無い為、一応診て戴いたが、こういう感じでは無いとのこと。 また、便がコールタールのような感じに黒かったり、肛門がジクジクして出血したり、するらしい。

検査のコメントとして、「凝集」と書かれてたらしく、その範疇には、血が固まりやすい、つまり血栓になりやすい場合もあるらしい。それを調べる方法も有るが、現在が元気なら、今、徹底的に調べるより、2〜3ヶ月後に再検査したらどうでしょうとの先生の意見。 その先生は目視出来られるらしいが、昨今、機械が発達してる為、機械に頼る先生が多く、自分で目視する為の道具を持ってる獣医さんが減っているとのこと。。。

診察料 840円
2006年11月07日 血小板の再検査。
今度は、ちゃんと等マスを敷いて呉れる先生に、採血をお願いした。
  EDTA EDTA ヘバリン 正常範囲
PCV ヘマトクリット値 46.0 46.9 47.2 37〜55
WBC 総白血球数 7120 6760 6420 6000〜13500
血小板数 194 180 151 200〜500

血小板が少な目では有るものの、凝血も無く、問題無いとのこと。
以前の計り方に問題が有ったのか、何らかの原因で偽血小板減少症が無くなったのか、不明。

再診 基本診察料 840円
採血料 1,575円
血液検査1 1,365円


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