販促策色々
前回で紹介したように、昔は結構販促費が使えたので (戦略商品だったからな〜) 一般の書店で売られるような雑誌も出せたんですよね。
マイツール書籍で埋めよう!
我々が最初考えた販促策のなかにも書棚30cmというのがあって、本屋のコンピュータ関係の本棚の横30cmくらいはマイツールの本で埋めよう、なんてのもあったんですよ。
皆さんご存知のようにそんなことにはならなかったんだけど、本を出すというのは結構大変なんですよね。
荒川さんと佃さんが書いて経営実務出版から出した「マイツールの世界」 が単行本としては最初だったかな。
ずっと後の話だけど、荒川さんのところでマイツールの雑誌を出したいという提案があって、いろいろ検討したけど(リコーの販促費も厳しくなったこともあるけど)毎回何を載せるか、誰に書いてもらうか考えると継続するのは非常に難しいというので止めてもらった事があります。
その後、先日ちょっと話題になった「マジックワーク・ペーパーズ」 だっけ、あれも経営実務出版の2代目が出したいというので説明を聞いて、
「とても継続できないだろうから止めなさい、リコーとしても資金的に援助は出来ませんよ。 それでも出したいなら、決してユーザーに迷惑かけないようにしてよ。」
と言ったんだけど、案の定継続されませんでしたね。
ラジオの深夜放送
販促策の中であまり知られてないようなのを紹介すると、ラジオ放送もやってたのですよ。
スタジオバイブレーションという深夜放送です。
長谷川さんが 「PIPSは北海道だっけかな、そこでラジオ放送で教育して効果あった。」 なんて言い出して、リコーでもラジオやろうと提案したわけです。
内容殆ど覚えてないけど(なにしろ深夜放送なんて聞いた事なかったから) 色んなゲスト呼んで長谷川さんがインタビューしたりしました。
私も夜中の収録など付き合って、放送している横で音を立てないようにじっとしたりしていた事もあります。
湯飲み茶碗
マイツールのコマンドの説明を印刷した湯飲み茶碗なんかも作ったな〜。
まだ私の家には割れもしないで残ってるけど。
フェアーかなんかのお土産用だったはずだけど、貰った人もコマンドの勉強には効果なかったろうな。
ネクタイ
マイツールネクタイなんてのもありましたよ。
紺と赤の2種類作ったけど一番下にMytoolなんて刺繍がしてあって、絞めると丁度ズボンの例の場所を指しているみたいで、恥ずかしくて一度も絞めたことなかったな。
まあこんなように半分遊び心でやれたようなところがありましたね。
余裕があったんですね。
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