ラジオシティとは?

ここで言ってるのは、3DCGソフト Shade のラジオシティ計算機能を使った描画方法です。

3DCGって、3次元コンピューターグラフィックスです。
「モデルハウスへご案内」のように、パソコンの中に、家を丸ごと作る事が出来ます。
しかも、カメラを設置出来ますので、家の中をビデオカメラで撮るように、撮り回る事も出来ます。 ただ、それをするとWebでは重くなりますし、レンダリングと言う描画時間も膨大に掛かりますので、 スポット的にご紹介しました。 (ラジオシティ(間接光)計算に約6時間、分散レイトレーシング描画1枚に1時間掛かりました。)

ラジオシティの特徴としては、主に色の反射を計算します。
赤系統の洋服を着た人が綺麗に見えるのは、服の赤が顔に反映して顔色をよく見せるからです。

例えば7つの反射しない球が有るとします。
赤、青、緑の彩度がきついようですが、7つの球の設定は皆同じにしています。
普通の分散レイトレーシング(細かい)

無限望遠光源 (明るさ 1.00 環境光 0.00)
ラジオシティ(直接光・間接光)
分散レイトレーシング(細かい)

無限望遠光源 (明るさ 0.88 環境光 1.00)

下のは、特に白い球に、青や赤や緑が反映してるのが目立ちますよね?
そして、それぞれの色に白も反映していて、7つの球の周りの印影と中程との違いが出ています。

この色の反映がありますので、より自然に見える為、パースに使われるようです。
建物とか家具調度のイメージにですね。
街は。。。現在のマシンスペック的に無理じゃないかと思いますが。。。(((^^;;

しかし兎に角、癖が有って。。。条件が非常に難しい。。。
まだ、大自然のおおらかさは無いようです。
でも、面白いです。