WINEXE は、他のアプリケーションを起動させるコマンドです。
以下、ご参考までに使い方の例を記述しました。
エクスプローラを起動する。
WINEXE

尚、以下のような WINDOWS 上の指定方法を含める事も可能です。
或るフォルダのみを開く方法。
WINEXE
"EXPLORER /N/E,C:\WINMT\MYFILEX"
或る階層を開く。(左枠が出る。)
WINEXE
"EXPLORER /E,C:\WINMT\MYFILEX"
メモ帳を起動する。
WINEXE
NOTEPAD
レジストリにパスが登録されているソフトを起動させる方法
START+半角空白+起動させたいソフトの EXE名 を入れるだけでOK。
WINEXE
START ACROBAT
で、アクロバットが開きます。
WINEXE
START TARO9
で、一太郎9が開きます。(たろ9ね。ゼロ9でなく。)
WINEXE
START EXCEL
で、エクセルが開きます。
WINEXE
START WINWORD
で、MSワードが開きます。
マイツール・フリーウエアバージョンから マイツール V2 for Windows を開くならば、
WINEXE
START WMTV2
マイツール V2 for Windows から マイツール・フリーウエアバージョン を開くならば、
WINEXE
START MTFREE
尚、START は WINDOWS のコマンドですので、プロンプト窓が見える場合も有ります。
レジストリ登録をしないソフトも起動させる方法
START+半角空白+"+フルパス+起動させたいソフトの EXE名+"
本来、そのソフトとしてレジストリ登録しないソフトと、HDDクラッシュなどの後、
インストールしないでバックアップから戻したソフトなどが該当します。
WINDOWS にパス情報が有りませんので、フルパスを指定して下さい。
パスは、エクスプローラからマイツール画面にドラッグ&ドロップすれば、簡単にして確実に取れます。
詳しくはこちら。
Windows98 に入ってるイメージングの場合。
WINEXE
START "C:\WINDOWS\KODAKPRV.EXE"
シェアウエアのハイパーエディット32の場合。
WINEXE
START "E:\HEDIT\HEDIT32.EXE"
MS_OFFICE のおまけのフォトEDの場合。
WINEXE
START "C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\PhotoEd\PHOTOED.EXE"
大文字小文字は自由ですが、半角文字です。(通常)
パスにコロン(:)空白が含まれない場合、ダブルコーテーション(””)は省略可です。
パスにコロン(:)が無く、ショート名を使うならば、ダブルコーテーションは省略可です。
レジストリへのパス登録確認なさりたい方の為に、そのキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths
但しレジストリは WINDOWS の心臓部です。見るだけになさって下さい。
ソフトを起動するだけでなく、起動時に指定ファイルも開かせる方法。
起動ソフトが関連づけられたファイルを開く方法。
(ここでは、一番無難で汎用性を持つと思われる方法を記します。)
START+半角空白+"+フルパス+データファイル名+"
各種データ毎に扱うソフトは別々、色々するウチにあちこちで使う事になり、そうなると分別にも苦労します。
それぞれのフォルダにコピーするにはHDDの無駄でも有り、更新のフォローが面倒。
マイツールで管理すれば、一発です。
WINEXE
START "F:\public_kmug\monjyu\index.html"
等で、Netscape や InternetExplorer などのブラウザが起動します。
WINEXE
START "F:\My Documents\font.jtd"
等で、一太郎ファイルが開きます。
WINEXE
START "F:\download\ソフト関係\adobe\白を透明に.pdf"
等で、PDF ファイルが開きます。
WINEXE
START "\\Hiryu\H\MO転送TEMP\仏像\松久大日如来.tif"
等で、関連付けたソフトが開きます。
WINEXE
START "F:\SHADE関係\日焼け文殊\日焼け文殊.shd"
等で、SHADE ファイルが開きます。
WINEXE
START "F:\SHADE関係\文殊履歴.psd"
等で、フォトショップファイルが開きます。
WINEXE
START "C:\TEMP\CHINA2000_JAN.xls"
等で、エクセルファイルが開きます。
WINEXE
START "G:\台湾博物館経緯.DOC"
等で、ワード等のドキュメントファイルが開きます。
大文字小文字は自由ですが、全角半角は間違えないようにして下さい。
関連づけられたソフトがレジストリ登録していて、且つ、パスに空白が含まれない場合、START は無くてもOK。
コロン(:)付きのドライブ指定が無くフォルダ名やファイル名に空白も含まれない場合、ダブルコーテーション(””)を省略可。
(ネットワーク名やショート名を使うならば、ダブルコーテーションを省略可。)
関連づけに関係なくファイルを開く方法
{+START+半角空白+"+フルパス+起動ソフトのEXE名+"+半角空白+"+フルパス+データファイル名+"+}
主に、ファイルに関連づけされたソフトが重い場合の対処方法です。
エクスプローラの「表示」の「フォルダオプション」の「ファイルタイプ」で関連づけの変更も出来ますが、
ブラウザやオフィス関係などを触ると、後で復旧出来なくなる場合が有ります。
でもそれらは起動が結構重く、軽いソフトを指定して開きたい場合だって有ります。
WINDOWS 上では、データファイルのアイコンを EXE のアイコンに被せれば良いのですが、
しかし、それも面倒な場合や初心者には危険な場合が有ります。
で、マイツールなら、下のような書き方で表を作って置けば、クリップ一発。
MSワードが入っていると DOC のファイルは関連づけされていますから、MSワードが開いてしまって重いものです。 でもMSワードを起動する程の必要が無い時。
メモ帳でドキュメントファイルを開く。
WINEXE
START NOTEPAD "E:\JWC_DOS\JW_CAD.DOC"
ワードパッドでドキュメントファイルを開く。
WINEXE
START WORDPAD "E:\JWC_DOS\JW_CAD.DOC"
NOTEPAD はデフォで開きます。WORDPAD はレジストリ登録されています。
軽い画像ソフトで開きたい場合。
Windows98 以上に入ってるイメージングでJPGファイルを開く。
WINEXE
{START "C:\WINDOWS\KODAKPRV.EXE" "F:\FLOW11.JPG"}
Office に入ってるフォトEDでGIFファイルを開く。
WINEXE
{START "C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\PhotoEd\PHOTOED.EXE" "F:\CUP1.GIF"}
レジストリ登録されてるソフトならば、EXE名の前のパスは無くてもOKです。
コロンや空白が無ければ、START やダブルコーテーションは無くてもOKです。
ネットワーク名やショート名を使えば、START やダブルコーテーションを省けます。
しかし場合場合で違うというのもややこしければ、
{START+半角空白+"パスを含むEXE名"+半角空白+"パスを含むデータファイル名"}
が統一的で楽かと?
但し Windoww2000上では、フォルダ名に空白が入っているとか、作業フォルダがどうとか色々問題が有るようです。
因みに、ショートカットを使う方法も有ります。
例えば、イメージングの「ショートカット」を作って、それを MTFREE のフォルダに持ってきます。
Windows98 の場合は C:\WINDOWS\KODAKPRV.EXE
Windows2000 の場合は C:\Program Files\Windows NT\Accessories\ImageVue\kodakprv.exe
に有ります。(ドライブ名は読み替えて下さい。)
マイツール・フリーウエアバージョンのフォルダは C:\MTFREE\ ですね。
そうしますとややこしいパスが要らなくなります。
WINEXE:"START kodakprv.exeへのショートカット.lnk": というのも不格好ですから、
名前を例えば、kodakprv に変更したとします。
(英数8文字以内が無難です。特に Windows2000。)
(kodakprv.lnk と名前を付けると kodakprv.lnk.lnk になりますので、ご注意下さい。)
WINEXE
"start kodakprv c:\temp\kmug15.gif"
これならば、Windows98 2000 ともに問題なく動くようです。
但し、データを My Documents なんぞに入れると、またややこしくなるかも?
フォルダやファイル名は空白無しで、8文字以内の英数が無難です。
マイツールワールドに戻ります。
2001.02.28 -