マイツールならではの利用方法
 
画像を含むデ―タ分析。
通常データと同じように、画像毎の集計・検索等が可能です。
後は、貴方の分析力次第♪♪

極秘情報の保存。
世界中の猫も杓子も知ってる MS-Office。データを盗む方法の開発も盛んに行われてる模様。でもマイツールを使える人は世界に僅か!
このメリットを利用せずして何とする?


必要なもの
 
Windows版マイツール。
マイツール for Windows、マイツールビューア、マイツール V2 for Windows、フリーウエアマイツール、どれでも良いですが、最新バージョンがお勧めです。

画像ファイル。
自分で描く、デジタルカメラで撮る、スキャナーで読み込む、貰う、買う、注文する、などして、デジタル化された画像が必要です。


マイツ―ルで画像を表示する条件
 
画像を表示する設定(初期設定)であることが必要です。
仕事は=            SETC[enter]
何番をセットしますか:     12[enter]   BMPファイルの表示
BMPファイルの表示(1〜3):2[enter}    カラ―

1(しない)以外の時、かつ ED命令中以外、画像を表示します。
「BMP表示しない」設定の時 と「ED命令中」には、$$TEST.BMP のような $$ファイル名を表示します。

画像の大きさの割にファイル名が長く、画像をはみ出してファイル名が見える場合、煩ければSETP命令で文字を黒にする事で消せます。


マイツールで扱える画像ファイルの種類
 
静止画系

無圧縮の故にデータ損失の無い画像保存形式です。
その分、「元画像」のファイルサイズは大きくなりますが、MYP保存によって圧縮され、比較的小さくなります。

●BMP
ビットマップ画像データを保存する WINDOWS 標準ファイル形式。
サイズは大きくなりますが、モノクロ2色から24ビットカラー1667万色までの色を扱え、非圧縮のために画質の劣化がないのが特徴です。
Windows上、マイツール上で、最も安定したファイル形式かと思います。

●TIF
Windows、MAC、UNIXに対応する汎用性と高画質の為、スキャナーや画質優先サイトの素材ダウンロード等で使われるファイル形式。
LZW圧縮、CMYK(印刷用4色分解)対応。1667万色。
但し、マイツールはCMYKのTIF画像を表示しません?
RGBならLZW圧縮してもOKのようです。

BMP・TIFのマイツール画面表示サイズ
項目行・計算行桁数より画像が大きい場合 画像の $$ が有る桁数。
 桁数より画像が小さい場合は、画像の横サイズ。
フォーマットの無い場所 画像の大きさ

●WMF
ベクタとメタファイル情報を保存するWindowsの標準的なファイル形式です。
WMF対応ソフトから、画像をクリップボード経由で持ってきた時、自動的に、このファイル形式になるようです。
例えばフォトショップやイラストレーターからの画像や、一太郎・MSオフィス等のクリップアートをコピーで持ってきた時。

WMFのマイツール画面での表示サイズ
パスを直接持ってこなければ、桁数分の横サイズに縮小拡大します。

WMF注意点
画像作成ソフトにより、描き方により、取り方により、渡し方により、OSにより、色々な事が異なる形式です。
とても面白い形式なのですが、画面に沢山貼ると、メモリ管理の甘いOS上では特に問題が起きる場合も有ります。


動画系

動画系をデータとする場合は、やはりオートの助けが必要かと思います。 ファイル形式が色々あり、それによっては表示出来ないようです。

動画再生コマンド MOVIE
ファイル場所 マイツールフォルダのTEMP
ファイル名 半角英数8文字

●AVI
Windows標準ビデオフォーマット。24ビットカラーに対応。
 圧縮プログラム Microsoft Video1、Cinepac Codec by Radius、Intel Indeo(R) Video R3.2、他。
 Ulead社の VideoStudioよりの出力 OK
 Ex-Tool社の SHADE よりの出力 OK
 Macromedia 社の Flash5 よりの出力 ok。(16BITカラー不可)

●MOV
QuickTime Macintosh標準のビデオフォーマット。
 対応コーデック(圧縮アルゴリズム) 不明
 ADOBE 社 ImageReader 出力のコーデック 不可?
 Macromedia 社の Flash5 出力 不可?


静止画像の読み出し方法
 
BMPRとRFL命令以外で、画像を表の中に入れる場合は、列の桁数に $$何々.BMP の文字を書ける幅を用意すると問題が少ないです。
表外に置く場合は、その限りでは有りませんが、表外に $$ を置くと色々填ります。

エクスプローラから左ドラッグ&ドロップ
数ファイルならば、エクスプローラから左ドラッグ&ドロップでマイツール画面に放り込むのが簡単。但し、1ファイルずつになります。

直接入力
EDやEC等で、直接 $$ファイル名 を記入する事もOKです。

BFL命令
画像の数が多い場合はBFL命令でフォルダ内のファイルを一気に取り込むと便利です。読み出す画像の置き場所はMYBMPフォルダが無難です。

クリップボ―ド経由貼り付け
画面に表がある時に、その14桁以上の列へツ―ルバ―のクリップボタンを右ドラッグして離せば、貼り付けられます。
この場合、MYBMP フォルダに CLP00001.BMP のような名前でファイルが自動作成されます。

BMPR命令
この命令では、画像を「データ」にするのでなく左上から「表示」します。
マウスやキーボードを触ると画像は消えますが、オ―トプログラムで FOR NEXT などに入れればスライドショ―的な事も出来ますし、MOUSE や WORD 等のコマンドと連動させれば、色々な使い方も可能。

表示画像のサイズは、原画のピクセルサイズです。

PFG命令
デザインページの指示に従って印刷する時のコマンドです。
デザインページは、初めはPFGE命令で作りますが、慣れればED・EC等で簡単に調整出来ます。
PFG印刷時の画像サイズ(画像がBMPの場合)
 原画がPFGデザインより大きい場合は、指定サイズに縮小。
 原画が指定サイズより小さい場合は、原画サイズ。


読み込み時の注意点
 
表示サイズは、画像の解像度に関係なくピクセルでの表示です。
(ピクセルが大きい程に綺麗ですが、ファイルサイズは増大します。)
Windows の「画面の設定」の「大きいフォント/小さいフォント」が違うマシンで読み込むと、文字と画像の比率が変わります。

$$と$@の違い
$$ファイル名.BMP
 原則として、表データ用で、フォーマットの有るページ用です。
 列幅より大きい場合に縮小。列幅より小さいと本来のサイズで表示。
$@ファイル名.BMP
 主に文書時用で、表外に使います。特徴としては、行が開きません。
 画像本来のサイズで表示し、画像を重ねての表示も可能。

マイツールが黒い画面(初期値)の時、黒だけのWMF画像は見えず、印刷も出来ません。SETDの3(画面背景色)を白にすると見えるのですが、画像は印刷出来ません。画像を白黒変換して黒い画面からなら印刷出来るようです。


画面表示のコツ
 
画像デ―タの数が多くなると、画像のスクロールが重い時があります。
仕事は=X[enter]
仕事は=X[enter]
と、Xを2度すると操作が圧倒的に軽くなります。

$$だけ列を分割させますと画像が小さくなり、データ入力や検索・並べ替え等が非常に楽になります。
更にRやRFLを知ってる程度の知識では、画像が小さ過ぎて内容が見えない点に、極秘の場合のメリットがあります。


画像込みデータの保存方法
 
MYP形式で、画像込みのデ―タ毎、保存出来ます。
仕事は=WFL[enter]
ファイル名は TEST.MYP[enter] と拡張子も入れると手っ取り早く確実です。(TEST[enter] などのファイル名のみを入れると、TEST.MYX が有る場合等、後々何かとトラブルの元になります?)

MYPで保存しますと、元の場所やTEMPフォルダから画像を削除・移動させてもOK。添付メール等で他へも画像込みで渡せます。

画像をMYBMPに置いて場所を変えない・削除しないならば、Mページ等の通常ページでも表示させる事が出来て手軽に使えます。
またWFLでパックしない場合(MYX)でも、指定場所に画像が有れば、表示はOKです。
(画像ファイルが有る内は表示するが、ファイルが無くなると消える。 )

BMPWでの保存。
グラフまたは画面をBMP画像としてMYBMPフォルダ(初期値)に保存出来ますので、ペイント等で修正して読み出す事も可能です。


保存・印刷時の注意点
 
画像ファイル名は半角8文字以内の英数が無難です。そして画像ファイルの場所は、マイツールフォルダ内のMYBMPフォルダの中が確実です。

MYBMPフォルダの画像よりも、TEMPフォルダの画像が優先します。つまり、TEMPフォルダに同名の画像が有る時は、TEMPフォルダから読み込む為、元画像に手を加えて変更しても、画面の画像は変わりません。
画像に手を加えた場合は、TEMPフォルダにもコピーを置くか、TEMPフォルダ内の同名画像を削除して下さい。

MYBMPフォルダ以外は、例え、その下のサブフォルダでも、フルパスが無難です。フルパスならば、MYBMP以外のフォルダにある画像でも表示はしますが、印刷やMYPでの画像込みの保存は出来ない場合があります。

例えばオフィスのクリップアートもこのファイル形式で、エクスプローラからマイツール画面にドラッグ&ドロップも出来ます。
$$C:\Program Files\Microsoft Office\Clipart\Popular\BEARTRAP.WMF
但し この状態では画像を保存出来ません。BEARTRAP.WMF をエクスプローラで MTFREE\MYBMP\ にコピーしたら保存が可能となります。


追記
 
以上は、私の経験に基づきます。
現在に於いて、それぞれの環境を確認した訳では無い事を申し添えます。

2002年7月27日 MUGかながわ 高宮 きょう子