ニューヨーク時代にパンフラワーを習いました。
母のアートフラワーと一緒に自費出版するつもりで、写真を溜めていたのですが。。。
その母は亡くなり、マイツールに出会ったが百年目。。。
宜しければ見てやって下さい。
パンフラワーというと皆様「食べるパンで作られたんですか?」とお尋ねになります。
これは、メキシコで始まった手工芸で、元は確かに食べるパンだったようです。
でも現在は、防腐剤などが混ぜられた工芸用のパン粘土が売られています。
パン粘土で形作り、ボンドでワイヤーに付けて乾かした後、テープを巻き、油絵の具で彩色を施します。
色々な流派が有りますが、普通は花びらも分厚く、ドテッとしています。
でも私は、自然な感じの方が好きでしたから、自然を真似ました。
薄く仕上げると、乾かす段階で変化します。
為に、夜も2時間毎に起きたりして状態を補正してましたっけ。。。
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こういうお花は如何でしょう?
優しい女性の如く、その場に安らぎと潤いをもたらし、人の心を暖かく包んで呉れる花は?
わざとらしい自己主張をせずとも、何処か引きつけられるような静かな美しさを持つ花は?
あくまで自然に、しかも気まぐれな自然に負けず、最も美しい瞬間に時を止めて生きる花は?
花を手折って、その命を損なう事なく、いつも身近に置ける花は?
しかし永遠に持つのでもなく、大切に扱う事によってのみ生き続ける花は?
一片一片に籠もる愛を受けて誕生した花です。
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これらの花は、関西の家に置いてきたのです。。。
横浜は、震災が有るかもと。。。
でも。。。あの震災。。。