オート体験


第一段階は目的・要求・思いつき


オートを作る動機は、「我が儘さ」だと思います。
もっと簡単に、もっと速く、もっと楽に。

あなたは今、簡単にその場その場でバックアップを取る必要が有る、とします。
多くは、W:S1とか、W:S11とか、する訳ですが、もっと簡単にしたい。。。

第二段階は試行錯誤

< 次のように入力してみて下さい。 >

(以下、 は ENTER(実行)キーの事です。)

仕事は=       WFL
[WFL] 書き込むファイル名は: TEMP.MYX
[WFL] 書き込んでよければ実行キーを押して下さい: 
  
仕事は= W
[W] 何ページに書き込みますか? S/1

これは、どちらも、現在の画面を保存する操作です。
違いは、Wの場合、沢山のページを繋げている時、ややこしい点が色々と有ります。
従って、WFL でページファイルにする、と決めたとします。
でも、同じページファイルなら、MYPの方が画像が入っていてもOKですね〜。

仕事は=       WFL
[WFL] 書き込むファイル名は: TEMP.MYP
[WFL] 書き込んでよければ実行キーを押して下さい: 
前回は MYX 今回は MYP なので、新規書き込みになります。

ちょっと待てよ、同じ事なら、裏画面も保存したいな、
それなら、名前を BACK.MYP と FRON.MYP に替えよう。
という事で、

仕事は=       WFL
[WFL] 書き込むファイル名は: FRON.MYP
[WFL] 書き込んでよければ実行キーを押して下さい: 
仕事は=       X
仕事は=       WFL
[WFL] 書き込むファイル名は: BACK.MYP
[WFL] 書き込んでよければ実行キーを押して下さい: 
仕事は=       X

これをオートにして見ましょう。
下の方法を使えばオートのみでなく、CMD、FKS、などを作る時にもミスが減ります。

< ちょっとのぞき見 >

仕事は=  RLOG     ロギングエリアの表示

ロギングエリアはマイツール君自身のメモ帳で、今までの操作が書かれています。
RLOG で、それを見せて呉れます。

キー を押した所が、「:」になって、1つのコマンド毎、1行に羅列されています。
もし、★が有れば、そこではエラーが出ていた筈です。
この操作はエラーだぞ、という印ですね。

第三段階は清書

< ロギングエリアのクリア >

起動直後や、慣れてくれば判りますが、ずらっと文字が並んでいると、どれがどれやら判りにくいようです?
これをクリアするコマンドが有ります。
清書用の新しい紙を用意するのに似たコマンドですね。

仕事は= BLOG     ロギングエリアのクリア

まぁ、慣れたら、一々クリアして清書しなくて良いわけですが、取りあえず始めは、この方が、お判り頂きやすいかな?と書いてるだけで〜す。

< オートにさせたい事を、手操作で繰り返しましょう。 >

楽になりたい余りの、この試行錯誤と手順で、コマンドを覚えます。
この段階では、時間が掛かりますが、後が楽です。

仕事は=       WFL
[WFL]書き込むファイル名は: FRON.MYP
[WFL] 上書きしてよければ実行キーを押して下さい: 
仕事は=       X
仕事は=       WFL
[WFL]書き込むファイル名は: BACK.MYP
[WFL] 上書きしてよければ実行キーを押して下さい: 
仕事は=       X

という手操作をします。そうするとロギングエリアに保存されますので、それを表示させます。

仕事は=   RLOG

と入力しますと、

[RLOG]
WFL:FRON.MYP::
X:
WFL:BACK.MYP::
X:
RLOG:

というのが表示されますね? 今打ったコマンドの羅列です。
これを利用して、セミオートやオートを作り、より成長させて行けます。

オートプログラムには、STOP: という、プログラム終了を示す文字が必須です。

仕事は=   ED

マウスで RLOG: のところへカーソルを持っていき、STOP: に変更します。
CT命令でタイトルを変えてもOKです。

[SAVE]
WFL:FRON.MYP::
X:
WFL:BACK.MYP::
X:
STOP:

第四段階は保存と登録

< セミオートの保存 >

仕事は=  WFL
仕事は=  SAVE.MYX

< オート登録 >

仕事は=  FILEX
[FILEX] 処理は=  5
[FILEX] プログラムを(登録…E・削除…D) E
[FILEX] 登録するファイル名は SAVE.MYX
( [型] に AUTO の A が付き、MYX の X から AX になります。 )
[FILEX] 処理は=  [ESCキー]

<実行方法>

パソコンを使っているとハングアップとか、思わぬ失敗とか、色々あります。
それで自動保存するソフトも有りますが、それに類した意味の、手操作保存です。
試行錯誤中で、ちゃんと書き込む程では無い、でも、無くなったら悔しい時。

「画面を保存して置こう」と思った時、
仕事は=  RUN
[RUN] プログラムは:  SAVE

と入力すればOKです。
( 他に、SAVE.MYP とか SAVE という名のファイルが有る場合は、SAVE.MYX とフルネームを入れる必要が有ります。 )

もっと楽に

このRUN:と入力するのが、また面倒な訳です。
で、
仕事は=  FKS
[FKS] 何番目に登録しますか? 
 (何故2か? BASICの 「RUN」 が ファンクション2 だったのです!)
[FKS] 内容は:  RUN&
 ついでに、もう1個。
[FKS] 何番目に登録しますか? 
[FKS] 内容は:  "RUN:SAVE&"

これで、ちょっと保存して置きたい時、ファンクション6 一発で便利です。
また、この場合、ファンクション2を押して、
[RUN] プログラムは=   SAVE でも走りますし、
仕事は=  RUN:SAVE でも走ります。

オートは育てましょう


例えば、SAVE.MYX を

DPOFF:
WFL:FRON.MYX::
X:
WFL:BACK.MYX::
X:
DPON:
STOP:

のように変更して、再度 WFL で保存すれば、ちらつきません。
DPOFF は ディスプレイ オフ の意味です。

また、何か、反応がなくて頼り無ければ、再度SAVE.MYX を

DPOFF:
WFL:FRON.MYX::
X:
WFL:BACK.MYX::
X:
DPON:
COLOR:7:1:2:LOC:1:6:PRINT: 画面・裏画面を保存しました。 :
STOP:

のように書き換えれば、表示もします。

は〜い、簡単ですねぇ?
この調子で、色々な事が、RUN:RUN:るんるんと運びます!!

では、オートを組みましょう!!


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