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◇-明度の基礎と言うかさわりというか‥-宮田(12/9-22:22)No.2847
  └ Re:明度の基礎と言うかさわりというか‥-きょうこ(12/11-00:27)No.2852


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2847明度の基礎と言うかさわりというか‥宮田 URL12/9-22:22

明度表現の差については下記のようなものがあります(大雑把)

1.人間の眼の特性
2.器械回路の特性
3.表示できる明度の範囲
4.明度両端での特性

算数的には100%の明るさを半分にすれば50%の明るさになりますが、人間の眼は
この時、漆黒と100%の明るさの中間には感じずに明るく感じます。
もっと暗くして18%ぐらいになった時やっと双方の中間ぐらいの明るさと
感じるのが一般的な見え方です。つまり、中間に見える灰色というのは
暗めの灰色で、50%の明るさのものではないと言うことがあります。

100の明るさを100で表示、50の明るさを50で表示というのが理想なんですが、
器械回路の特性でこう表示されません。100と0の値を決めて、50を表示すると
40になるものもあれば、70になるものもあります。これを補正するのがガンマ値で
す。

モニタではRGBに最大の明るさを割り当てた時(255:255:255)に表示できる色が
「最大の白」で、全てを消した時(0:0:0)が「最大の黒」になります。
これより上の白もしくは未満の黒は表示できません。これがそのモニタで表示でき

最大の明度幅になります。古いモニタではブラウン管が灰色のため、(0:0:0)時の
黒と言うのはそのブラウン管の色ですから、おのずと黒レベルが明るくなり、
最大白は変わりありませんので明度の幅がせまくなります。
三菱かソニーだったとおもいますが「ブラウン管を黒くして表示幅をあげる」とい

頭の良い方法を思いついて、現在はこういったものがほとんどですね。

通常、白黒両端に近いほど、また表示幅が大きいほど、明るさの変化はなまりま
す。
50%→60%の変化と、0→10%や90→100%の変化は同じになりません。
綺麗な変化を思ったとおりに出すためにはできうる限り両端を使うのを避けて、
中央部の条件の良い場所を使うことになります。
同じ絵でも、30%〜80&の部分を使ったものと50%〜100%の部分を使ったものでは
印象が極端に変わってしまう場合があります。
(白トビとか黒トビの原因の一端です)

長文失礼しましたm(__)m

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2852Re:明度の基礎と言うかさわりというか‥きょうこ URL12/11-00:27
記事番号2847へのコメント

 宮田さん、こんにちは!!

 ありがとうございます。
 また、なおとさんへのレスもありがとうございます。

》算数的には100%の明るさを半分にすれば50%の明るさになりますが、人間の眼は
》この時、漆黒と100%の明るさの中間には感じずに明るく感じます。

 ああ。。。それで同じ階調差でも、同じと見えないんですね。
 http://www.takamiya.com/shade/color/black_yellow.jpg
 この黄色は、同じ差なんですが、右端と右から2番目の違いが判りにくく
 見えます。

》50%→60%の変化と、0→10%や90→100%の変化は同じになりません。
》綺麗な変化を思ったとおりに出すためにはできうる限り両端を使うのを避けて、
》中央部の条件の良い場所を使うことになります。

 ありがとうございます。それで判りました。
 どうして、他の方々のは自作パソコンで見ても東芝ノートで見ても、
 そんなに違いを感じないのに、私のは激変するのか不思議でしたが。
 天使とか雪の女王とか、最も難しい色調を使ってる訳ですね。^^;

》長文失礼しましたm(__)m

 ありがとうございます。m(__)m